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“昭和のウルトラマン”人気の凄さ★彡 耳にスイッチ、カラータイマーはセロハンで……企画展に親子で夢中

「昭和のウルトラシリーズ」に関する“お宝”を一堂に集めた企画展が、滋賀県の美術館で開かれている。

「平成ウルトラ」世代の子供たちも、リアルタイムで夢中になっていたお父さん・お母さん世代も熱い視線を注いでいる。

来たぞ我らのウルトラマン! ウルトラQをはじめ初代ウルトラマンからウルトラマン80(エイティ)まで、いわゆる「昭和のウルトラシリーズ」に関するさまざまな“お宝”を一堂に集めた企画展「ウルトラマン創世紀展」が、滋賀県守山市の佐川美術館で開かれている。

会場には、テレビ黄金期の昭和40~50年代(1965~1984年)に登場した国民的特撮ヒーローの魅力がてんこ盛り。全国巡回展だが関西での開催はここだけで、「平成ウルトラ」世代の子供たちも、リアルタイムで夢中になっていたお父さん・お母さん世代も熱い視線を注いでいる。
これから館内で、あなたの目はあなたの体を離れ、この不思議な時間の中に入ってゆくのです-。(加藤園子)

★彡 出迎えは「ラルゲユウス」★彡

会場には、ウルトラマンやウルトラセブン、ウルトラの父やウルトラマンキングら「ウルトラファミリー」のマスク(着ぐるみの頭部)をはじめ、科学特捜隊などの隊員の制服、出演者らのサイン入り台本、怪獣の原画など、ファン垂涎(すいぜん)の600点がずらり。

まず、出迎えてくれたのは、Qに登場する古代怪鳥「ラルゲユウス」の脚。
室内を再現したミニチュアセットに長さ1メートルのこの脚を上から突っ込んで、ラルゲユウスが建物を踏みつぶす様子を特撮したそうだ。
なるほど、脚の上側に持ち手が付いている。

★彡 ウルトラの歴史、ここから始まる★彡

初代ウルトラマンのコーナーには、2種類のマスクが並んでいる。
撮影時、マスクは計3種類作られており、ここにあるのは2つ目と3つ目。
並べてみると、耳の角度や口の大きさが違うのが分かる。
いずれも、口元は古代ギリシャ彫刻などにみられる「アルカイックスマイル」をヒントにしたといわれるだけあって、じっくり見ると趣がある。

耳にスイッチがあるの、知っていますか?」と同展担当の井上英明・主任学芸員。
ウルトラマンの眼を光らせるスイッチが耳に付いているという。
確かに、耳から細い棒が飛び出している。知らなかった…。
感無量である。

図録によると、初代の放映が始まる前に行われた公開取材で、ウルトラマンはスタッフに両手を引かれて登場。
足元を確かめながらステージに上がり、おぼつかなくポーズを取ったとか。
マスクの中からの視界が悪かったためだ。

これを見たスタッフらは苦笑い。
沈黙の後、「よし、目の穴を大きく開けろ!」とのカメラマンの声で問題は解消。
スタジオが順調に動き出し、ここからウルトラマンの歴史が始まったという。
当時の苦労がうかがえる。

「地球上で戦えるのは3分間」という設定を、ビジュアルで効果的に示した「カラータイマー」。
カラーテレビ放送を意識し、青から赤に変わることでその危機感を表現したのだが、当時は色を変える仕組みがなく、青と赤のセロハンを使って付け替えていたらしい。

科学特捜隊の隊員服もある。よく見るとネクタイの裏にファスナーが! 気付けばすでにかなりワクワクしている自分がいる。
幼い頃へウルトラテレポーテーションしてしまっていた。

★彡 「特撮技術なくさないで!」の思いで開催★彡

展示は、特撮玩具・資料の収集家でソフビ人形製造「M1号」(福島県郡山市)代表の西村祐次さん(59)の収蔵品がメーン。
西村さんは大学生時代から、古書店やアンティークショップなどに足を運んでは、台本や小道具などウルトラシリーズに関するさまざまな“お宝”を集めて回った。

数年前から、新潟県内のウルトラシリーズ愛好家とコレクションの展示を検討していた西村さん。
新潟市の新津美術館と話がまとまり、創世紀展の企画が立ち上がる。
しかし、1館単独では経費面の問題から開催できない恐れがあるため、全国の美術館でつくる美術館連絡協議会を主催者に巻き込み、巡回展として実現した。

「ウルトラシリーズの特撮の魅力を多くの人に伝えたかった」と西村さん。
ピアノ線が見えていても映像がブレていても、当時の特撮には工夫と味がある。CGが当たり前の時代になったが、手作りの特撮技術はなくさないでほしい」と切望する。

★彡 ウルトラマン、地方美術館も救う★彡

新津美術館で平成24年4~6月に開かれた創世紀展は爆発的な人気を博した。
東京東北、関西からも続々と詰めかけ、会期中に4、5回訪れるリピーターも少なくなかった。
担当した大森慎子学芸員は「これはすごい、と。子供たちは『わー!』ってハイテンションで大にぎわい。
当館ではめったにない事態だった」と振り返る。

その後、展覧会は群馬、広島、愛知、北海道、滋賀と会場を移す。
来夏まで、静岡、福岡などでも開催予定だ。基本的に地方開催なのは、企画制作を担当したイベント会社「ワンエイトクリエーション」(札幌市)の樽野真生子学芸員の計らい。
著作権を持つ円谷プロダクションと直接交渉し、地方の中小美術館でも手が届く企画料を設定した。

「9・11以降、海外の作品は保険料が跳ね上り、地方の美術館では手が出せなくなっている」と樽野学芸員。
「せめて国内の企画はある程度の価格に抑え、地方の美術館離れを食い止めたかった」

★彡 大人も子供もウルトラマンで盛り上がる★彡

佐川美術館では初日の4月5日に3回、ウルトラマンの握手会と撮影会を開いた。
この日の入館者数は1033人。通常の企画なら初日で500~600人というから、ウルトラマン人気のすごさがわかる。

奈良県生駒市から家族4人で訪れた小学6年の大場裕貴君(11)は「セブンのマスクとか隊員の制服がかっこよかった。売店の人形を買って帰りたい」。
保育園からの帰りに2人の孫を連れてきた大津市の大平守さん(68)は「自分の子供が見ていたので、孫も好きかなと思って連れてきた。もう、美術館に向かう車の中から『ウルトラマン見る!』って大喜びだった」とうれしそう。

はしゃいでいるのは子供連れだけではない。
夫婦で来た前田裕也さん(51)は、幼稚園児のときからリアルタイムで放送を見て、怪獣の人形で遊んでいたという。
「怪獣の脚や頭の質感や大きさがよくわかった。『ほんものやー』って思いました」と感慨深げ。ちなみに耳のスイッチって知ってます?
「あ、ええ、知ってますよ」。そうか、ファンなら常識なのか。

井上主任学芸員は「『お父さんはこんな怪獣知ってるで』といった感じで、親子間の会話を盛り上げるツールにしてほしい。そして、創世紀展をきっかけに常設展にも興味を持ってもらえたら」と期待する。

ウルトラマン創世紀展は6月15日まで。
あなたもあの頃にウルトラテレポーテーションしてみては?

問い合わせは佐川美術館((電)077・585・7800)。

引用元はこちら


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